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主要街道の一つである水戸街道が通り、また利根川の水運とあいまって、古くから宿場町として栄えた。現在も、鉄道ではJR常磐線、関東鉄道常総線が、道路では国道6号、国道294号が通り、県南の交通の要衝として機能している。また取手駅はJR常磐線の快速電車・各駅停車(共に緑色の線が入った電車)の始発駅となっている。各駅停車は、地下鉄千代田線と相互乗り入れをしている。
南方に位置する首都東京までは約40km(取手駅〜上野駅間、または日本橋まで)ながら、緑豊かで、史跡・文化財が多く見られる。昭和40年代後半から昭和50年代にかけて宅地開発が進み、以降、東京のベッドタウンとして人口が増加し、旧来の住民より いわゆる「茨城都民」と呼ばれる住民が多くなった。また井野や戸頭といった団地・公団分譲地では、当初から核家族(一組の夫婦とその子供たちのみからなる集合体)が目立った。
1995年頃に旧取手市域のみで人口8万を超えたのをピークとして以降、都心回帰現象の影響や、子供が成長して家を離れるケース(井野や戸頭では、団塊世代前後の夫婦のみが暮らし、子供は進学・就職・結婚等で取手を離れて他地域を生活拠点とするケース)も多く見受けられ、その後の人口は横ばいからやや減少傾向に推移している。その一方で、世帯数は増加しており、少数世帯化・高齢化が進んでいる。それに絡んで市内の小、中学校の大幅な統合が検討されており、小学校を6校、中学校を2校廃校にすることを検討している。
2005年に北相馬郡藤代町との合併によって人口10万人を突破するとともに、茨城県の「まちづくり特例市」に認定され、土地利用や福祉関係等の県主要事務の権限移譲を受けており、現在取手駅周辺再開発・土地区画整理事業・宅地開発などが新たに行われている。
また、東京芸術大学取手キャンパスが市内にあることから、「アートのまち取手」としてまちづくりを展開しており、その一環として1999年より市民と取手市、東京芸術大学の三者が共同で、取手アートプロジェクト(TAP=Toride Art Project略)を行なっている。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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